10月23日(金)理化学研究所・横浜キャンパスにて文部科学省 先端研究基盤共用促進事業NMR共用プラットフォームシンポジウム2020が開催され、本ネットワークで取り組んでいる「JEOLハイエンドNMRリモート活用実証実験」や大阪大学で取り組んでいる「全学共用NMRの自動化・遠隔化」について大阪大学理学研究科の稲角直也技術専門職員が紹介しました。

当日のシンポジウムでは、先端的なNMR装置と技術が、アカデミアや産業界における研究開発においてどのような形で活用されているかを、先進的な事例を通してユーザーよりご紹介され、ポストコロナにおける研究開発において今後の方向性の一つとして打ち出されている、遠隔利用や自動化の技術(DX化)に関するセッションが設けられ、これら技術の活用がもたらすNMR共用の新たな展開についても議論されました。

稲角技術専門職はZOOMにて「NMRの遠隔利用・自動化」セッションに参加し、先行事例紹介として、「阪奈共用ネットワークにおけるJEOLハイエンドNMRリモート活用実験」を発表しました。

 



【当日のプログラム】(敬称略)

13:00-  1.開会挨拶

13:05-  2.来賓挨拶 仙波秀志(文部科学省・研究開発基盤課長)

13:15-  3.「NMRの遠隔利用・自動化」セッション

1)メーカーからの技術紹介

「NMRのリモート対応 -遠隔操作と自動化―」 朝倉克夫(日本電子株式会社)
「リモートワーク時代のNMRに向けたブルカー社の取組み」 佐藤―(ブルカージャパン株式会社)

2)先行事例紹介

「横浜市立大学のNMR遠隔操作システム」 西村善文(横浜市立大学)

「阪奈共用ネットワークにおけるJEOLハイエンドNMRリモート活用実験」  稲角直也(大阪大学・阪奈機器共用ネットワーク)

3)これからの取組紹介

①様々な共用取組参画機関より

「分子研におけるNMR共同利用研究の現況と展望」     加藤晃一(分子科学研究所)
「東北メディカル・メガバンク機構における遠隔操作・自動測定への取組み」       小柴生造(東北大学)、他

②NMR-PF実施機関より

15:00-  休憩

15:15- 4.ユーザーからの利用事例報告

「動的構造解析に基づくG蛋白質共役型受容体を介したシグナル伝達メカニズムの解明」  上田卓見(東京大学・大学院薬学系研究科)

「木綿布に存在する水とセルロースの分子運動性解析」 笹原久武(花王株式会社)

「栄養研究におけるNMR活用事例」 和泉裕久(森永乳業株式会社・食品開発研究所)

「RNAターゲット創薬研究における高磁場NMRの役割」     篠阿弥宇(株式会社Veritas In Silico)

16:15-  5.実施機関からの活動報告

理化学研究所

横浜市立大学

大阪大学

北海道大学

16:55-  6.閉会挨拶

 

【文部科学省最先端研究基盤共用促進事業 NMR共用プラットフォームシンポジウム2020

 

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